どうも、東京支店アツです。
この時期は釣りものが多くて何を狙いに行くか悩みますよね…。
カワハギ、タチウオ、ヒラメ…どれも美味しい魚たちですが、その中でも特に激アツなのが「サワラ」です。
サワラは漢字で「鰆」と書くことからも分かるように、古来から「春を告げる魚」といわれてきました。その証拠に、俳句でもサワラは春の季語でとして使われおり、大昔から重宝されていたことが分かります。
あ、今「じゃあなぜ春が旬の魚を秋に狙うの?」という声が聞こえてきました。
実は「春=サワラ」は「たくさん獲れる」という意味で旬といわれているだけで、1番脂がのっておいしいのは
秋~冬にかけてなのです。
西日本では、産卵をするためにサワラは瀬戸内海へやってきます。
よってたくさん獲れるのですが、産卵直前の魚は卵や白子に栄養が回っており、身にはあまり脂がのりません(これはサワラに限らず、すべての魚に共通することです)。
しかし産卵シーズン直前のサワラは、より栄養を蓄えるために餌を大量に食べることで、全身がトロのような脂がのります。それを食べるというまでもなく「激ウマ」なのです…!!!
ただ、数年前まで東京湾で釣れるのはせいぜい「サゴシ」サイズでした。
(サワラは出世魚で、~50㎝までを「サゴシ」と呼びます)
しかしここ3,4年で、サイズが70…80…いや90…いやいやメータークラスと急激にサイズが上がったのです。
原因は色々あるかと思われますが、一番考えられるのは温暖化による水温の上昇で、これにより大きな個体が東京湾内に入り込むようになったといわれています。
説明が長くなりましたが、この時期の東京湾はサワラのキャスティング(ルアー)ゲームが非常に賑わいます。
僕もそれに便乗し、先日2週連続で狙いに行ってまいりました。
サワラ釣りは何もない日はほんっっっとうに何も起きません。ただ東京湾をクルージングして終わり、なんていうこともざらなので、今回2週連続でサワラに挑むことにしました。
第1試合
第1戦は都内の遊漁船から出航しました。
朝マズメの良い時間帯には何も起こらず、「東京湾クルージング」となるかと思いきや、
突如として鳥山が…!
やりました!!!!約3.5㎏のゴン太をキャッチ!
引きが強烈なのでアドレナリンドバドバで釣った後放心状態になるんですよね…
この日はさらに2.5㎏を1本追加し終了となりました。
因みに、サワラは今年の豊洲市場で「1㎏ 約3300円」で取引されているそうです。
ということは「3.5+2.5=6㎏」となり…これより先はあえて触れませんが、結果が「大勝利」となったことだけ
お伝えしておきます。
第2試合
第2試合は千葉の漁船から出航しました。前回は乗合船でしたが、今回はサークルの仲間たちで貸し切りだったので、のんびりやろうと決めていました。
状況も前回とは打って変わって平和な海となり、文字通り「クルージング」の時間が続きます。
しかし、あきらめなければ魚が答えてくれる「ことも」あります。
終了まで1時間を切っていましたが滑り込みでキャッチ出来ました。
ということで、今回の2日間の結果は3本と大満足な内容で終えることが出来ました。
当然持ち帰って炙りで食べましたが、思わず唸ってしまうくらい脂がノリノリでした。
長くなりましたが今回はここまで。ではでは。(もう1回くらいできれば行きたい…)
PS 初日の船宿さんが釣りの様子をYoutubeにUPされているのですが、その動画のサムネに僕の写真が使われている(無許可)ので、気になる方は探してみてください。
22年入社の釣りバカ
好きなサッカー選手はチェコ代表のパベル・カデジャーベク
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